疾患別リハビリテーション~腰痛~

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腰痛症は老若男女を問わず、いずれの人にも発症する可能性があるものである。

腰痛症の原因は、多種多様であるが猫背などの不良姿勢を長く保つことや、腰椎を支持している筋の筋力低下等が挙げられる。

腰痛に対してのリハビリでは、運動療法・物理療法・装具療法等がある。

 

  • 運動療法

自分で行う腰痛体操と、リハビリスタッフが他動的に行う徒手手技に分かれる。腰痛体操は、腹筋をはじめとする体幹筋の強化・筋肉のストレッチング・正しい姿勢の習得などの目的をもっている。徒手手技では軟部組織(筋肉・筋膜・腱など)の伸張などを行う。

  • 物理療法

     牽引療法やホットパックなどの温熱療法、また電気・光線療法などが ある。牽引療法は椎間関節(背骨を構成する関節)の離開・椎間関節周囲軟部組織の伸張・マッサージ的効果による循環改善などの目的をもっている。温熱療法や電気・光線療法は痛みのある部位を温める事によって、血液循環の促進・筋緊張の軽減・痛みの緩和などの目的をもっている。

 

  • 装具療法

     軟性コルセットという腰部全体を覆う装具が処方される。コルセット をつけることにより、腰椎運動の抑制や腰椎のずれを防ぎ、また腹部を圧迫し腹圧を高めるなどの目的をもっている。

 

   腰痛症の痛みの治療として、最も重要なのは腰部の安静であり、痛みの強い急性期においては寝ていることが良いとされる。リハビリは痛みが落ち着いてから処方される。

   物理療法・装具療法は医療機関で施行されることがほとんどであるが、運動療法の中の腰痛体操は自宅でも簡単に行えるものが多いので、無理をしない程度に行ってみるのも良いと思う。

 

【ウイリアムスの腰痛体操】

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 腹筋筋力増強

 

 

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大殿筋筋力増強

 

 

 

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腰部筋群のストレッチング

 

 

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ハムストリングスのストレッチング

 

 

 

 

 

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腸腰筋、腸骨大腿靭帯、大腿筋膜張筋のストレッチング

 

 

 

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腰背筋のストレッチングと膝紳筋筋力増強

 

 

 

引用文献:岩谷 力:標準整形外科学,第8版医学書院,2003,746

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