NST活動実績報告 その② 『NST関与によるリハビリテーション効果』

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リハビリテーション医療を強化する当院では、回復期リハビリテーションの手法を学びながら、リハビリ精度のレベルアップを図ってきています。
リハビリ効果に寄与することを目指し、口腔リハビリテーションケアにもこだわりつつ、協働してNST活動を実施しています。
NST-9.jpg1)回復期リハビリ対象患者の年齢構成です。70~80歳代を中心に、広い年齢層に分布し平均73.2歳です。
2)患群別の年齢構成と認知症合併状況です。整形疾患、廃用症候群において認知症合併の高さが目立ちます。
3)脳血管疾患群においては高次脳機能障害の併存率NST-10.jpg
が65.7%に及びます。
4)日常生活動作(ADL)の上で、リハビリ効果を計りうる評価法として、機能的自立度評価「FIM」を用いて、NST活動の関わる効用を分析してみました。
回復期リハビリ開始までの発症後経過日数を横軸に、入院時FIMの値をプロットし、疾患群別に表示しました。
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発症後の経過日数が長い程、ADL向上過程が既に進んでいるであろうとの想定の下、いずれの疾患群でも、NST対象群の入院時FIM値が全体的に低値域に分布しており、低いADLよりのリハビリ再スタートの状況が読み取れます。NST対象群のリハビリアップの難しさが予想されます。
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5)同様の発症後経過日数を横軸に、リハビリ効果を示すFIM利得、すなわち入院時FIMの獲得差の値をプロットしてみます。ケース数の密度の差はあれ、NST群・非NST群共、類似した利得値の分布がイメージされます。
6)更にリハビリ効果を月単位の値で示す、FIM効率値をプロットしてみました。FIM利得値をリハ実施月数で割っ
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て算出します。前スライド同様、両群に大きな差を読み取れない類似の分布を示します。両群に差が少ないという分析の視点から、NST活動の効用が示唆されます。
7)次に分析法の視点を変え、入院時FIM値を横軸に、退院時FIM値を縦軸に設定してプロットしてみました。非NST群が全体的に回復期リハビリスタート時のFIM値な
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りにパラレルなリハビリ効果を示しているのに反して、NST群では入退院時とも、低いFIM値の領域に留まるグループが目立つ一方で、一部、入院時の低めのFIM値から退院時の値が高値域にシフトし、リハビリ効果を得たと見込めるグループも目につきます。ここでも、NST活動の効用が表現されているデータと解釈できると考えま
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す。

今後、さらなる多角的分析を検討したいと思います。

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