NST活動実績報告 その③ 『NST活動と栄養ケアマネジメントのコラボレーション効果の分析』

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介護療養病棟では平成17年10月より介護保険制度が改正され、栄養ケアマネジメントが導入されました。今回、NST活動と栄養ケアマネジメントのコラボレーション効果を分析してみました。
NST-16.jpg1)当病棟の入院患者概要です。平成17年10月から平成21年3月までの3年6ヶ月における入院患者数は506名、平均年齢は80.3歳、平均要介護度は男性4.05、女性3.58です。
2)平成17年10月から21年3月までの3年6ヶ月間の入院患者を年度別に分けたNSTスクリーニングの評価結果
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です。尚、スクリーニングでは対象・非対象の2種類に分け、その後主治医にコンサルテーションした結果で、対象・対象外れ・非対象に分類しました。対象にあげられたにもかかわらず実施できなかったケースが対象から外された部分で、過去に100件ありました。
3)NST対象者の中での栄養アセスメントによるリスク別
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構成を年度別に示しました。高リスクが増加していますが、当病棟では新規入院よりも転棟者が多く、NST対象としていても安定して移ってくるケースが多くを占めています。
4)NSTスクリーニング判定別に見た栄養ケアマネジメント上のリスク判定の変化では、対象者において、年々リ
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スク改善の割合が高くなっています。
NST-20.jpg5)非対象者においても同様です。
6)栄養ケアマネジメント上、リスク判定の推移を年度別に見ると、前期においては初回評価から最終評価に向けてリスク判定が改善されたケース25件、悪化が9件です。後期においては改善10件、悪化1件となりました。中期においては、改善したケースより悪化したケースがわ
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ずかに上回りました。
7)対象外れ群のリスク変化を見ると、前期において高リスクが28件から25件へ減少しており、栄養ケアマネジメント業務の効果が背景にあることが伺えます。
8)後期においては、高リスクが44件から51件へ増加し、数値的に悪くなったように見えます。しかし中身を分析
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すると経管栄養が増えたことが要因となっており、栄養状態が改善されていたケースはうち20件に及びました。
NST対象と判定されていても、主治医の意向により栄養サポート活動困難なケースが発生しましたが、このような落とし穴を補い合って、NST活動と栄養ケアマネジメント業務とのコラボレーション効果があったと言えます。
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平成20年10月より栄養アセスメントの新基準が導入されました。今後はこれに伴った評価をし、新しいデータの分析を積み重ねていきたいと思います。

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