●調理動作について

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●調理動作について

 1.はじめに

  当院の入院患者様において、主婦としての役割を担っている方や一人暮らしの方など、退院後に家事を行う方は少なくありません。そこで、今回は片手で行う調理動作について簡単にご紹介したいと思います。

 1.はじめに

  当院の入院患者様において、主婦としての役割を担っている方や一人暮らしの方など、退院後に家事を行う方は少なくありません。そこで、今回は片手で行う調理動作について簡単にご紹介したいと思います。

 

.調理で行う動作について

  調理には①切る、②皮むき、③炒める、焼く、煮る、④袋やビンを開ける、などといった動作があります。

  ①切る…まな板に釘がついている‘片手用まな板’を使用します。食材を釘に刺し固定することで、切りやすくなります。また、平らな部分を作り、平らな面を下にすることでも切りやすくなります。

  ②皮むき…平らな面を下にして安定させたり、‘片手用まな板’に固定しピーラーを使います。

  ③炒める、焼く、煮る…取っ手が大きい鍋や前腕や肘に引っ掛けることが出来る取っ手

                         が付いている鍋を利用します。また、フライパンホルダーとい

                         ったフライパンを持ちやすくする自助具等もあります。

  ④袋やビンを開ける…袋の物は、ハサミを利用し切り目を入れると簡単に出来ます。ビ

                      ンは蓋あけ器といったビンを固定し、片手で蓋をまわして開けるこ

                      とが出来る自助具があります。

 

 3.調理を行う上で必要な能力

  ・姿勢やバランス、リーチ能力がある程度保たれていること

  ・調理時間に耐えられる体力があること

  ・つたい歩き以上の移動能力があること(車椅子レベルでも可能だが大変)

    ・手の機能(力や巧緻性)があること

    ・判断力や注意力等の知的機能が保たれていること

 

 4.終わりに

近年では、電子レンジ等の電化製品の開発が進み、簡単な操作で済むものが増えています。食品でも加工品やスライスされた品、調理済みの品など数多く見受けられるようになりました。包丁やまな板等の自助具も様々あります。また、上記で述べたようにある程度の能力は必要ですが、あらかじめ使用する物品を近くに準備しておくことで、移動能力やリーチ能力が低下していても補うことが出来ます。体が不自由になり調理が出来ないと考えがちですが、ちょっとした工夫や自助具、電子機器等を有効に活用することで調理は行うことが出来ます。

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