廃用症候群について

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Ⅰ.はじめに

 

 廃用症候群とは、脳卒中や骨折などを受傷した後に、ベッドに寝たまま体を動かさない状態が続くことによって引き起こる、二次的な身体の機能低下のことを言います。また、高齢者の場合では、認知症様(日付・いる場所などがわからない、物忘れ)の症状がでてきたりします。

Ⅱ.廃用症候群の症状

① 筋・骨格系の障害

筋力低下や筋萎縮、関節の拘縮(関節が硬くなり、動く範囲に制限がでる)、腰痛など

② 循環器障害

起立性低血圧、浮腫、静脈血栓症など

③ 自立神経障害

低体温、尿・大便失禁など

④ 皮膚の障害

褥創(床ずれ)

⑤ 精神障害

認知症、睡眠障害、鬱病など

廃用症候群になると、上記のような症状がみられます。治療では症状にあった投薬、また体力を戻すためのリハビリなどが行われます。しかし、高齢者の方たちは、少しの期間でも寝た状態が続くと、廃用症候群を起こしやすく、また一度起こしてしまうとそれが原因となってさらに体を動かさなくなり、廃用症候群を進行させてしまうという悪循環に陥りやすくなってしまいます。そのため、廃用症候群を予防することが何より大切です。

 

廃用症候群を予防するためには・・・

 脳卒中や骨折受傷後、できるだけ寝た状態を存続させないように早期から離床し座位時間を確保することが重要です。また、手足の運動といったリハビリを継続して行うことも重要です。さらに、食事・排泄・着替えといった日常生活動作を自分で行うようにすることもリハビリの一つです。また、寝た状態が続くと、人と話すことも少なくなり、そのことによって精神機能の低下もきたすので、顔を見て、お喋りをすることも大切になります。

 

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