『唾液について』

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  身体にとってなくてはならないものなのに、普段は気にかけることのない唾液について考えてみたいと思います

『唾液について』

 

 

Ⅰ.はじめに

梅干やレモンを思い浮かべると、口の中に唾液が出てくることを誰でも経験している

と思います。

身体にとってなくてはならないものなのに、普段は気にかけることのない唾液について考えてみたいと思います。

 

 

Ⅱ.唾液の深イィ~

 (1)分泌のメカニズム(自律神経が大きく影響)

◆副交感神経経路(安静時唾液)・・刺激が加わっていない時に分泌

◆交感神経経路(刺激唾液)・・・・食物などの味覚・嗅覚による刺激によって分泌

 

                                              

                                『深イィ~!』

 

 (2)正常人の唾液

   ◆唾液腺上皮膚(耳の下、顎の下辺り)を内側に圧迫すると唾液は出てくる

   ◆唾液は一日に11.5ℓ分泌され、500位自然に飲み込んでいる

   ◆分泌量は30歳を最大として、加齢と共に減少する

   ◆唾液は水より軽いので飲み込みにくい

   ◆唾液の温度は体温とほぼ一緒なので、口の中で感じにくく「ゴクッ」という反射 

    が起こりにくい

 

                                                      『深イィ~!』

 

 (3)唾液のはたらき

    ①消化作用:唾液中の酵素で、でんぷんをマルトース(糖を体に吸収しやすくする 

          酵素)に分解する

    ②溶解作用:味物質を溶解して味覚を促進させる

    ③洗浄作用:食べ物のかすを洗い流す

    ④円滑作用:発音や会話をスムーズにする

    ⑤抗菌作用:抗菌作用を持つ物質で病原微生物に抵抗する

    ⑥保護作用:歯の表面に皮膜を作り虫歯を防ぐ

    ⑦ph緩衝作用:口の中のphを一定に保ち細菌の増殖を抑える

 

                                                      『深イィ~!』

 

Ⅲ.唾液と誤嚥性肺炎の深イィ~関係

  ★汚い唾液★(虫歯菌・歯周病・口腔内乾燥での菌増殖・口腔内疾患など)

      ⇒ 肺へ侵入 ⇒ 誤嚥性肺炎

  

 

   ☆きれいな唾液☆ 

⇒ 肺へ侵入 ⇒ きれいな唾液は多少気管内に流入しても、全身状態が悪くな

るような発熱や肺炎などにはならない!!

 

『一概に、唾液の誤嚥誤嚥性肺炎とはいえない』

 

※ただし、きれいな唾液でも慢性的に誤嚥している場合は誤嚥性肺炎を引き起こす危険性が高くなります

 

 

Ⅳ.きれいな唾液を維持するために・・・

   冬の寒い時期などは特に、外気や暖房の影響で空気が乾燥しやすく、口の中も乾燥し細菌が繁殖しやすい状態になっています。きれいな唾液を維持するために、こまめな水分補給の他、歯磨きや洗口液(モンダミンなど)で口の中を清潔な状態に保つことが大切です。

『深イィ~!』

 

 

【参考図書】口から食べる 嚥下障害Q&A    

          嚥下障害の臨床-リハビリテーションの考え方と実際

 

 

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