リハビリテーション科 『難聴について』

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もうすぐ9月を迎えますが、まだまだ暑い日が続きそうですね。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

 

年をとるにつれ、「耳が聞こえにくくなった」という人は、皆さんのまわりにも少なからずいらっしゃると思います。

聴覚の障害のことを聴覚障害と言い、【聴覚障害=難聴】というイメージがありますが、聴覚障害の症状には、難聴の他、耳鳴り、耳閉塞感、物理的な音が少し大きくなっただけで過剰に大きな音に感じてしまう“リクルートメント現象”などがあります。

今回は聴覚障害の代表的な症状の一つ、【難聴】について少し詳しくお話ししたいと思います。

 

難聴の種類

【伝音性難聴】:外耳、中耳の障害。鼓膜穿孔、中耳炎、耳管狭窄症などで起こる。音が大きくなれば聞き取れるので、補聴器が有効である。

【感音性難聴】:ウイルス感染による内耳炎、音響外傷や薬物中毒、メニエール病、脳血管障害などで起こる。加齢によって生じる老人性難聴も感音性難聴である。難聴以外に、耳鳴りやめまいなどが生じる事がある。

補聴器は必ずしも有効ではない。

【混合性難聴】:伝音性と感音性の両方の障害が合併した難聴。

       例えば、老人性難聴のある人が中耳炎を起こした場合。

難聴の程度

【軽度難聴】:ささやき声が聞こえない。声が小さいと聞き取りづらく、何回も聞き返したり聞き誤ったりする。TVのボリュームを上げる。

【中等度難聴】:普通の話し方では聞こえないが、大きな声を出せば会話可能。自動車が近づいて、初めて音に気付く。

【高度難聴】:耳元の大きな声ならば、どうにか聞こえる。大きな騒音しか聞こえない。

【重度難聴】:耳元での大きな声も聞こえない。日常の音はほとんど聞こえない。

老人性難聴

耳の組織は、部位により程度の差はあるものの加齢に伴い老化し、年齢が進むにつれ、徐々に難聴も進行します。老人性難聴は、一般的に両耳に同じように起こり、高い音が聞き取りにくくなります。男性の声より、女性の声が聞き取りにくくなり、“さ行”や“か行”の音を聞き間違えることがあります。

難聴者への接し方

・なるべく静かなところで話しかける。

・聴力に左右差がある場合、良い方の耳の側から話しかける。

・ジェスチャーや文字など、手がかりを示しながら話しかける。

・対面し、口唇をはっきり動かし、表情豊かに話しかける。

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