平成22年度 リハビリテーション実績

総合リハビリ美保野病院では、医師、看護師、ケアワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士等他職種が各々の患者さんに共通の認識でリハビリテーションが行えるようにしております。

リハビリテーションを目的に入院された患者さんで、平成221月~平成2212月までに退院された患者さんのリハビリテーション実績についてご紹介します。

 

   これらのデータは、平成22年の退院患者さん全体の傾向です。すべての方が同様の経過をたどるわけではありませんので、ご了解下さい。

   死亡退院された患者さんを除きます。

 

                                                                               

年齢について

平成22年退院患者の平均年齢は、75.6歳でした。

45歳以下:0.8%4564歳:14.2%6574歳:27.6%7584歳:36.8%

85歳以上:20.6%となっています(図1参照)。

75歳以上の患者さんが全体の2分の1強を占めています。

平均年齢jpg.jpg

原因疾患について

原因疾患の内訳は、脳血管系:60.4%、整形外科系:19.6%、その他:20.0%でした。

(2参照)

原因疾患.jpg

 

  入院までの期間、平均在院日数、自宅復帰率

発症から当院入院までの期間は、平均30.5日でした。

当院での平均在院日数は、108.3日でした。

疾患の内訳でみると、脳血管疾患が86.9日、脳血管疾患(高次脳機能障害あり)146.4日、整形外科疾患が79.6日、廃用症候群が83.0日でした。

このうち、当院から直接自宅に戻られた方は全体の63.1%という結果になりました。

※居宅施設への退院などを含む「在宅復帰率」は、これより7%ほど高くなります。

 


リハビリ実績(全体評価)

 当院では、患者さんの日常生活動作がどれくらい回復したかを評価する際、「FIM」

 (フィム)と呼ばれる評価法を採用しています。(附13参照)

 FIMは18項目の評価尺度で構成されています。

食事や更衣、トイレ動作、整容等のセルフケア(日常生活動作)、移乗や歩行、階段昇降等の移乗・移動動作に加え、コミュニケーションや社会交流等の認知面の評価を行う尺度もあります。

各々の項目は1点~7点の7段階で採点します。

ここでは、平成22年のリハビリ実績をご紹介します。

 

 

  総合計

 当院の患者さんの入退院時FIM評価について、総合計(126)からまとめると、入院時平均:53.9点、退院時平均:71.8点という結果になりました。

(図3参照)


総合計におけるFIM平均点の変化.jpg

FIM利得

 入退院前後でのFIM点数の変化(利得)は、平均17.9点の向上が見られました。

 入院時には見守りが必要~自立レベルの患者さんが約28%でしたが、退院時には

50%になったということになります。(図4参照)

FIM点数の変化(利得)9点ごとに分けてみると、1点~20点の向上が多く、全体の約47%となりました。(図5参照)

図4、5.jpg
附属.jpg


   

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