パワーリハの概要

 
老化に対して 要介護化の本態である動作性の低下、体力の低下を改善し、
最終的には行動全体が活発になることを目指し、実際に
自信を回復 してはつらつとした行動に戻る人が多く生まれ
てきます。
各種の病気・障害に対して 老化による活動力の弱まりだけでなく、脳卒中等の病気
・障害そのものも改善することで促進因子の影響も軽減
しようというのがパワーリハです。
動作性改善の基礎理論-“使わない筋肉”の再活動化

高齢者が“歩くのが遅くなった”など動作性が低下する原因は「体のいたるところで使わ
ない筋肉が増えてくる」ことが原因です。この例を腰が曲がり、腰と膝を曲げて歩いて
いる高齢者で見てみます。

     

 膝を軽く曲げて歩いている人は

 ○この角度から膝をピンとまっすぐ伸ばす
  筋肉が働いていない。

 ○同じように股関節をまっすぐに伸ばす筋
  肉も働いていない。

 ○背骨をまっすぐ伸ぱす筋肉も働いていな
  い。

 
 
筋力低下と誤解していた これまで高齢者が身動きが不自由になったり、寝たきりに
なるのは筋力が弱くなったためと考えられていました。
これは大変な誤解で、本当の原因は筋力が低下したのでは
なく使わない筋肉が増えることにあります。実際に「膝を
まっすぐ伸ばして歩く」には筋力はほとんど必要としませ
ん。なぜなら、それほど筋力が必要となったら数十メート
ルで疲れきってしまうからです。
 

筋の再活動化か筋力強化かはパワーリハのトレーニング効果を分ける重要な鍵

普段使っていない筋肉を動かすというパワーリハでは、おもりの負荷は軽いものでよく、
このことがさまざまな効果をもたらします。

お年寄りに筋力強化は危険

最大筋力の60~70%の負荷をかける筋力強化は骨粗しょう症の脊椎に圧迫骨折を生じたり、
重い負荷の運動に伴いがちな“息をこらえる"やり方はバルサルバ反応(脳や心臓の血流を
低下させる反応)を起こして脳梗塞や心筋梗塞の危険を伴います。若い頃から体を鍛えた
元気な高齢者以外はきわめて危険です。

パワーリハ(軽い負荷)が心臓に与える影響は「入浴」よりも軽く、リスクはほとんどない
といえます。

 

パワーリハでなぜ動作性が改善するか


原理はごく簡単で各部の使っていない筋肉を万遍なく動かすこと(再活動化)にあります。

転倒のリスクも大幅に改善

腰や膝が曲がり小刻みの歩行では、体の重心を受ける(床面の)面積が小さくなり転びやす
くなりますが、姿勢と腰・膝がまっすぐになり歩幅も広がってくると自然に転びにくく
なります。パワーリハは「転倒予防」にも効果を発揮します。

   

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