総合リハビリ美保野病院でタグ「リハ」が付けられているもの

帝京平成大学から来ていた理学療法士の学生さんと、東北メディカル学院から来ていた学生さんが826日に無事に実習を終了しました。二人とも患者様と真剣に向き合っており、患者様の治療だけでなくスタッフとの関わりに対しても積極的に取り組む姿勢がみられていたのが印象的でした。今回も当院で実習される学生さんに①当院の印象はどうですか、②どんな療法士になりたいですかという質問に答えて頂きましたので、皆さんにもご紹介したいと思います。

 

    当院の印象はどうですか

『とても温かい雰囲気で、病院のスタッフの方々がとても明るい印象がありました。リハビリでは、患者様に合わせた話し方、接し方があり、患者様をしっかり理解し関わっていると感じました。』

 

『明るい雰囲気であり、リハビリの際は患者様の全体像を捉えた上でその方に適した対応、治療をしている先生方が多い印象を受けました。また、違う病棟でも声をかけて励まして下さるやさしい先生方が多いです。』

 

    どんな療法士になりたいですか

『患者様に信頼されるような理学療法士になりたいです。そのために、患者様のホープを大切にし、患者様の興味のあることや話題を見つけ、それに繋げられるような治療を行いたいです。また、患者様だけでなく多職種との連携も大切にしていけるような理学療法士になりたいです。』

 

『患者様の機能面だけでなく全体像を考慮した上で治療することができ、また、患者様から信頼されるような理学療法士になりたいです。』

 

これからも自分のなりたい療法士となれる様にこれからも頑張って下さい。

 

 

岩手リハビリテーション学院から来ていた理学療法士の学生さんが71日に、青森県立保健大学から来ていた学生さんは715日に無事に実習を終了しました。

 リハビリテーション科は新たに9名が加わり、理学療法士37名、作業療法士36名、言語聴覚士6名、助手2名も含め総勢81名となりました。

 

今回は、摂食・嚥下訓練のアプローチ方法についてご紹介したいと思います。

<認知症の定義>

 認知症とはどのような病気なのでしょう。

 ICD-10による認知症の定義は「通常、慢性あるいは進行性の脳疾患によって生じ、記憶、思考、見当識、理解、計算、学習、言語、判断等多数の高次脳機能の障害からなる症候群」とされています。この定義の要約を示すと、何らかの脳への障害を基本に、記憶障害があり、認知機能障害があり、これらに伴って、生活に支障をきたす状態が認知症ということになります。

<認知症の症状>

 認知症の症状は、中核症状と周辺症状に大別されます。中核症状は認知症の主となる症状で、記憶の障害をはじめ、思考の障害、理解の障害、判断の障害などがみられます。周辺症状では、中核症状に遺伝的、心理学的、社会的な各要因が加わって生じ、抑うつや徘徊などの問題行動がみられます。

 

前回は、言語聴覚士が摂食・嚥下障害の有無を判断する際に行っている、簡単なスクリーニング検査の一例をご紹介しました。

今回も、引き続きスクリーニング検査について、簡単にご紹介したいと思います。

 

326日に当院リハビリドクターによる勉強会が行われました。高齢になると一つの疾患だけではなく、複数の合併症を持った患者様もいらっしゃいます。今回は、心疾患のリハビリテーションというテーマでご講義頂きました。当院回復期病棟入院患者様の心疾患合併症・併存症として多くみられている、心筋梗塞、心房細動、心不全、弁疾患、ステント、ペースメーカーなどの病態やケアのポイント、運動療法について症例も混じえて説明して頂きました。

 

前回、嚥下障害の方がご自身で出来る「嚥下体操」についてご紹介しました。

 そこで今回は、私たち言語聴覚士が摂食・嚥下障害の診断をする際に行っている「摂食・嚥下機能検査」をご紹介したいと思います。

 「摂食・嚥下障害」の疑いがある方には、はじめに以下の様な簡単なスクリーニング検査を行います。その一例をご紹介します。

 転倒とは内的もしくは外的な転倒の危険因子によりバランスを崩し、体の一部または全部が地面に接地することを転倒といいます。

 転倒の危険因子には、高齢、急性・慢性疾患、バランス能力低下、筋力低下、視覚障害、認知機能、精神状態、転倒歴のような対象者の特性に関連する内的因子と、不適切な靴、障害物の有無、二重課題、床や路面の状態、照明の状態、歩行補助具の使用といった環境や課題などの外的因子があります。

 <訪問リハビリとは?>

 要介護者が受けられる介護サービスであり、心身機能の維持回復を図り、日常生活の自立を支援するために、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが自宅を訪問し、生活に即したリハビリテーションを提供するものをいいます。 

 

<当院の訪問リハビリの制度は?>

・訪問看護ステーションからの理学療法士、作業療法士の訪問です。

 

<対象者について>

・介護保険の認定を受けている方

・特定疾患を持っている方

・必要な場合、デイサービスやデイケアと併用して利用可能です。

 

 

「嚥下」とは飲み込みのことであり、「嚥下体操」とは嚥下に関係する筋を刺激して、ご飯を食べる前の準備体操として実施するものです。

 

今回ご紹介するのは、①深呼吸②頚部の運動③肩の運動④頬の運動⑤舌の運動⑥構音の練習を行い、リラックスさせます。これは、食事前に行う事をお勧めします。

※患者様への負担が少ないように、体調や気分に合わせて行ってください。

1.歩行補助具とは

 バランスの不安定な方の歩行に際して、足だけでなく歩行補助具を用いることで身体を支える面積を増やし安定性を増やす為に用いられます。基本的にケイン、クラッチ、歩行器の3つに大別されます。

 
口腔ケア:歯と口のケアは、むし歯や歯周病予防だけでなく、全身の健康を守るためにとても大切です。口腔ケアは毎日続ける事が大切です。そこで、当病院で使用している主な口腔ケア用品やご家族の方が使いやすい用具をご紹介したいと思います。
 

1.初めに

身体的な障害を持つようになった人が、「自分の障害をどのように受け止め、自分のなかにどう位置づけるのか」といった障害受容の問題は重要です。

2.「障害受容」とは

「障害を直視し、障害に立ち向かい、障害とともに生きることも自己の生き方の一つで

ある受け止め、生活していくことである」(清水里江子,2012

しかし、定義を厳密に述べている論文は極めて少なく、また簡単すぎてしまい、誤解が生じてしまう可能性もあります。

 

定義:

突然、人前で、特定の言葉が発しにくくなる病気で、まわりに人がいなければこのようなことはなく、自然に言葉が出る。言葉に詰まることで、学業的・職業的・対人的関係に困難を招いている。原因は特定されていない。

 

 最近『スプラウト』という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。辞書では植物の新芽とされていて、貝割れ大根やブロッコリースプラウト、芽キャベツなどほかにもあるそうです。(普段目にする「もやし」も、豆などの新芽を表す言葉で同義語)

 

   嚥下訓練には基礎(間接)訓練と摂食(直接)訓練があります。

 

 

基礎(間接)訓練とは、「食べ物を用いない訓練」のことです。誤嚥の危険性が高く、直接食べ物を用いた訓練ができない場合や経口摂取をしている場合でも、食前の嚥下体操のように嚥下諸器官の準備運動の目的で行うことも多い訓練です。以下に、具体的な訓練の例をあげます。

  私たちが普段意識せずに行っている行動は、胎児期からの運動に始まり発達過程を経て運動パターンを獲得し、それらを色々組み合わせて行っています。

もうすぐ9月を迎えますが、まだまだ暑い日が続きそうですね。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

 

年をとるにつれ、「耳が聞こえにくくなった」という人は、皆さんのまわりにも少なからずいらっしゃると思います。

 

7月になり徐々に気温が高くなる日が多くなってきました。それに伴い、熱中症になる可能性も高くなってくるので気を付けて生活していきましょう。

リハビリテーションでも、熱を利用して治療を行う方法があります。

そこで、今回は、温熱療法について書きたいと思います。

まず、温熱療法とは患者様の疾病や障害に対して熱エネルギーを生体へ伝導・対流・放射で移動を行い治療を行っていく方法です。

はじめに

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インフルエンザの流行を新聞やニュース等で見る機会が多くなり、スタッフ全員より一層の体調管理に努めております。連日の真冬日で外出や運動の機会が少ない方もいらっしゃるかと思います。そこで、一人で簡単に出来る運動の一部を紹介したいと思います。

  身体にとってなくてはならないものなのに、普段は気にかけることのない唾液について考えてみたいと思います

  摂食・嚥下障害をもつ患者様が服薬する時、どの服薬方法が最も安全で有効であるかを見極めるのは、摂食・嚥下障害を専門にしている医療従事者にとっても難しい問題です。

 患者様個々の摂食・嚥下障害の状態に合った服薬方法を選択することで、薬の誤嚥や残留を防ぎ、安全で有効な服薬ができると考えられます。

~はじめに~

 

 車椅子とは、身体の障害により歩行が困難となった方の移動に使われる福祉用具です。車椅子には大きく分けて、『自走用車椅子』と『介助用車椅子』があります。自走用車椅子は利用者本人が腕の力などを利用して駆動するもので、介助用車椅子は介助者が押して車椅子を動かします。今回は、自走用車椅子の選び方を説明していきます。

吸引について

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吸引について

吸引とは、口の中やのど、気管などに溜まった痰などの分泌物を機械で取り除くことです。今までは吸引ができる職種や人が限られていましたが、法律改正に伴いリハビリスタッフや介護職も一定の基準を満たすことで吸引ができるようになりました。

1.はじめに

  脳卒中や頭部外傷後に、『注意障害』という障害により、日常生活に支障をきたすことがあります。あまり聞きなれないとは思いますが、このような障害を抱えて生活している方は少なくありません。そこで、皆様にも『注意障害』というものを知っていただくために、ご紹介したいと思います。

 記憶とは、経験したことや新しいことを覚え、頭の中に留めておき、その覚えたものを必要に応じて行動や考えの中に取り入れていく過程のことを言います。

1.はじめに

 臨床において、よく患者様やその家族から、『手や足にむくみがあって気になる』ということを多く聞きます。しかし、浮腫に対してどのようにすればよいのかわからないことが多いと思います。そこで今回は、浮腫についての簡単な説明と対処法を紹介したいと思います。

Ⅰ.はじめに

 

 廃用症候群とは、脳卒中や骨折などを受傷した後に、ベッドに寝たまま体を動かさない状態が続くことによって引き起こる、二次的な身体の機能低下のことを言います。また、高齢者の場合では、認知症様(日付・いる場所などがわからない、物忘れ)の症状がでてきたりします。

Ⅰはじめに

当院に入院される方に「言葉について困っていることは?」と尋ねると、“ろれつが回らない”というように話すことがあります。話している言葉を聞くと舌が回っていないような話し方をし、不明瞭となり何回も聞き返してしまう、といった経験はありませんでしょうか。このような言葉の症状は「構音障害」と呼ばれます。

後述しますが構音障害には大きく分けて3つの種類があります。その中で、当院で最も関わることの多い運動障害性構音障害についてお話したいと思います。

装具について

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―はじめに―

  装具とは、四肢・体幹の機能に障害をもった方が、機能障害の軽減や治療を目的として使用する補助器具のことを言います。

●調理動作について

 1.はじめに

  当院の入院患者様において、主婦としての役割を担っている方や一人暮らしの方など、退院後に家事を行う方は少なくありません。そこで、今回は片手で行う調理動作について簡単にご紹介したいと思います。

はじめに

普段、私たちは当たり前のように口から食べたり飲んだりしていると思います。しかし、脳血管障害により飲み込みの動きが弱くなると、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が高くなり口から食べられなくなることがあります。また、脳血管障害になったことがない方でも、加齢や長期臥床による廃用に伴って全身の筋力が低下することで、飲み込みの動きも弱くなり誤嚥性肺炎になることも少なくはありません。そこで、今回は「誤嚥性肺炎」について説明したいと思います。

.はじめに

  更衣とは、私たちが生活を営むうえで様々な環境から身体を保護したり、自分らしさを表現するための日常生活動作の一つです。ですが、脳血管障害や加齢等により一人で着替えをすることが難しくなることがあります。原因の一つとして、障害をもつ以前の習慣で行ってしまうことが考えられますが、着替える手順や着替えやすい衣類を選ぶことにより、スムーズに着替えることが出来ます。そこで、今回は座りながら行う片麻痺患者様の基本的な更衣手順方法を紹介したいと思います。

 

.更衣の手順

 ●かぶりタイプの場合

  ①膝の上にシャツの背中部分が上にくるように広げる

  ②麻痺側上肢に袖を通す

  ③非麻痺側上肢に袖を通す

  ④襟部分に頭を通す

  ⑤衣類を整える

 ●前開きタイプの場合

  ①麻痺側上肢に袖を通す

  ②衣類を後ろからまわして非麻痺側上肢側にもってくる

  ③非麻痺側上肢に袖を通す

  ④ボタンやジッパーを閉める

   ※ボタンやジッパーの操作が片手で難しい場合は、マジックテープタイプの衣類を利用

    することで容易になります。

 ●ズボンの場合

  ①麻痺側下肢が上にくるように足を組む

  ②麻痺側下肢にズボンを通す

  ③通した後は麻痺側下肢を床に下ろし、次に非麻痺側下肢にズボンを通す

   ※②、③では、なるべくズボンを引き上げます

  ④立ち上がり、ズボンを引き上げる

  ○安定して立ち上がることが難しい場合

   ベッドに仰向けになり、腰を上げズボンを引き上げます。

 ※基本的に脱衣(上着、ズボン)時は、これらの逆に行います。

 

 以上簡単ではありますが、片麻痺患者様の基本的な更衣手順となります。介助する場合も、同様の順を参考にしていただくことで、より簡単に行うことが出来ると思います

-脊椎椎体圧迫骨折-

 

脊椎について・・・

 

脊椎は、一般的に背骨といわれる部分であり、体を重力から支える役割をもっています。

背骨は、頚椎(7)・胸椎(12)・腰椎(5)・仙椎(5)および尾椎(36)の約30個の骨から形成されています。

骨と骨は関節によってつながっていて、その骨の間にはクッションの役割をする椎間板があります。

―はじめに―

 高齢者の転倒は多くみられ、骨粗鬆症を基盤とした骨の弱さにより、少しの外力によって骨折を起こすことが多いです。骨折により長期臥床となり筋力低下を招き、起居動作・歩行能力が低下し、いわゆる“寝たきり”に陥ってしまうこともあります。そのため、高齢者の骨折のリハビリの目的は「いかに早期に離床させ、身体機能・動作能力の低下を防止するか」にあります。

第10章 床からの立ち上がり

 ●はじめに

 普段自宅外ではあまり必要としない動作ですが、自宅で生活するとなると、床に座ってくつろぎたいという希望を持つ人は多いと思います。日本の習慣的なものでもあり、また、コタツを利用したいという方も少ないと思います。 

8章 寝返り、起き上がりについて

 

●はじめに

 脳卒中の方々が、普段の生活に必要な動作(基本動作)は、寝返り、起き上がり、座位移動、椅子やベッドから立つ・座る、床から立つ・座る、ベッドから車椅子への移乗、車椅子操作、歩行など様々あります。今回はその中でも一番使用頻度がある動作、寝返り、起き上がり動作の基本的なことについて説明します。

第7章 拘縮について

 

l         はじめに

 

 脳卒中の患者様において、急性期の段階から廃用症候群の予防が重要な課題の一つです。その中でも拘縮は一度生じると改善が困難な場合も多く、姿勢や動作などに悪影響を与え,生活やQOLquality of life)を制限する因子になると考えられます。今回は拘縮の予防について簡単に説明したいと思います。

第6章 床ずれについて

●はじめに

 床ずれ(褥瘡)とは、体力の低下した長期療養者や高齢者、体を自由に動かすことができない人等において、『体の特定の部分だけに長い時間圧力が加わり、血流が途絶え皮膚を含めた組織が壊死してしまうこと』を言います。床ずれは短時間でできますが、治癒するまでにかなりの期間を必要とします。今回は床ずれの予防について簡単に説明したいと思います。

第5章 入浴について

●はじめに 

 入浴は身体の疲れをとり、身体を清潔に保つうえで重要な活動です。しかし、身体の障害や老化により歩くことが難しくなってくると、入浴は困難と思われがちですが、ある程度座ったり、立つことが出来れば、入浴は可能です。そこで、今回は浴槽の出入りについての介助方法について説明したいと思います。

第4章 排泄について

 ●はじめに

 排泄とは、便器への移乗、ズボンや下着の上げ下ろし、局所の清拭など様々な動作が複合している行為です。また、『トイレは一人で出来るようになりたい(なってほしい)』という患者様や家族の希望が多く聞かれ、自立に対するニーズが最も高い動作です。そこで、今回は在宅における排泄方法について、簡単に紹介したいと思います。

第3章 口腔ケアについて 

●口腔ケアの重要性  

 口には、①話す、②食べる、③呼吸する、の3つの役割があります。また、体の内部(呼吸器系、消化器系など)につながる起点ともなっています。口の中が汚れていると、歯や歯茎の問題だけではなく、肺炎や消化器などの内科的な病気にかかったり、口の機能自体が低下する原因となります。すると、話すこと・食べること・息をすることにも影響がでてきてしまい、生き生きとした生活を送れなくなることもあります。そのために、口の中を不衛生にしておかないように注意することが大切です。

第2章 食事について

1.はじめに

 食事とは、人間にとって生命維持に関わる基本的欲求の一つであり、私たちの生活にとって欠かせない行為です。しかし、加齢や脳血管障害等の病気を患うことで精神・身体機能の低下をきたしうまく食事が出来なくなってしまうことがあります。食事を摂取することで、脳や内臓等のからだの活性化につながります。そこで今回は、食事の介助方法、自助具について簡単に、紹介します。

<失語症とは>

 失語症とは「大脳損傷によって生じる後天的な言語機能障害」と定義されています。

 大脳の言語をつかさどる場所(言語領域)が脳卒中などにより損傷を受け、「人の言うことが理解できない」「自分の思っているように話せない」「何が書いてあるのかが理解できない」「文字が書けない」といった状態になることと説明できます。

 

<失語症の主な症状>

 聞いて理解すること:音ははっきり聞こえているが、ことばとして上手く聞き取れない。ことばの意味がわからない。

 話すこと:ことばが想い出せない。誤ったことばを言ってしまう。

 文字を読んで理解すること:文字の意味がわからない。

 書くこと:文字が書けない。誤った文字を書いてしまう。

 ※基本的には以上のすべての側面が障害されます。 

                 シリーズ3/3(全3回:3月~5月)

3.パワーリハの効果について 

 

 評価項目8項目 握力(左右)、開眼片足立ち、落下棒テスト、2分間足踏み、ファンクショナルリーチ(以下FR)、体前屈、timed up and go test(以下T&G)に対しての改善率を下図(図1.パワーリハでの変化)に示します。開始時の状態を100%にし、90日後の変化を示しています。 

 powerriha1.jpg

          図1.パワーリハでの変化

 

 握力Rt、開眼片足立ち、落下棒テスト、2分間足踏み、FR、体前屈において向上が見られました。これらの項目においては、t検定においても有意差が認められ、パワーリハにより改善が見られたと思われます。

                                  リハ科シリーズ2/3(全3回:3月~5月)

2.評価方法と認知症との関係

 パワーリハを実施した47名に週13回の頻度で90日間パワーリハを実施し、開始前と90日後に以下の評価項目8項目:握力(左右)、開眼片足立ち、落下棒テスト、2分間足踏み、ファンクショナルリーチ、体前屈、timed up and go testを用いて比較しました。また認知機能面では、評価可能な41名に対して改定長谷川式簡易知能評価スケール(以下HDS-R)を用いて比較しました。

HDS-Rには二項検定、他の各パラメータの比較には対応のあるt検定を用い、有意水準5%としました。)

 今回、リハ科ではシリーズ企画として「当院のパワーリハビリテーションについて(全3回:3月~5月)」の掲載を予定しています。掲載予定は以下の通りです。

1.パワーリハ利用状況と機器について(331日)

2.評価方法と認知症との関係(430日)

3.パワーリハの効果について(531日)

 

1.パワーリハビリテーションの利用状況と機器について

シリーズ1/3(全3回:3月~5月)

 

当院では平成164月より、デイケア、デイサービスの利用者様及び外来、入院患者様のリハプログラムの1つとしてパワーリハビリテーション(以下パワーリハ)を行っています。今回、平成16年から平成19年の間にパワーリハを3ヶ月以上、週13回程度の頻度で実施した方々の状況についてお知らせします。

 

平成16年から平成19年の間にパワーリハを行なった方はデイケア、デイサービス、外来合わせて47名で(平均年齢74.5±9.0歳)、男性27名(年齢5185歳、平均年齢71.4±8.5歳)、女性20名(年齢6696歳、平均年齢78.9±7.9歳)となっております。

 

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