検査及び評価内容・風景

 リハビリ評価は身体機能検査と神経心理学的検査、実車評価、ドライブシミュレータなどがあります。

 

・身体機能評価は運転に必要な手足の機能、身体バランス機能、筋力や視覚系検査(視力・視野など)を検査・評価します。

 

・神経心理学的検査は私たちが社会生活を送るうえで必要な記憶力や注意力、理解・判断力などの「高次脳機能」と呼ばれる機能について検査します。机上検査が中心です。特に自動車運転では、これらの機能が高度に迅速に同時に処理する能力が求められます。

 

・実車評価は実際に近隣の教習所にご協力いただき、担当指導教官がご本人の運転技能の状態を評価しながら、場内・場外教習を進めて行きます。また、リハビリスタッフも同乗して。身体機能と高次脳機能を医学的側面から評価します。

 

・ドライブシミュレータは危険予測判断に有用です。また、仮想事故体験ができるので、注意するところや苦手なところのイメージがつきやすいところが特徴です。教習所で実施します。

※ドライブシミュレータは適宜必要と判断された場合に実施します。

 

 

これらの結果を受け、医療機関としての総合判断、助言、診断書作成、リハビリテーション訓練などを行います。