回復期リハビリテーション病棟

 

回復期リハビリテーション病棟でのリハビリについて

脳血管障害や骨折して手術を受けたのち、急性期病院で治療を受け、病状が安定し始めた、発症から1~2ヵ月後の時期を回復期といいます。

この時期に集中的なリハビリテーションを行い、機能の回復や日常生活で必要な動作の改善を図り、家庭や社会への復帰を目指していきます。

どのくらいリハビリをするのか

1日あたりのリハビリはPT・OT・STあわせて1日に最大3時間まで行います。

当病棟は土曜・日曜・祝日・祭日、GW、お盆、正月などもお休みなく365日リハビリを行います。

リハビリの状況についての説明

入院時、および月に1回、ご家族様にリハビリの計画、進捗状況、今後の相談など、計画書の書面を示して説明させていただき、ご同意を頂きます。

入院時訪問・退院前訪問

必要な方には、入院初期・退院前に病棟スタッフがご家庭を訪問し、退院後に必要とされる環境を検討し、生活場面に合わせたリハビリや環境整備を行います。

退院後に向けて

必要に応じて、動作練習、自主プログラム、介護指導を行っております。

※その他、ご不明な点がありましたら随時対応します。

回復期病棟の特色

自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に近づけるためのリハビリテーションを専門に行っています。入院期間は最大180日(疾患・状態により異なる)、リハビリテーションは時間1日最大3時間を行い、社会・在宅復帰をめざします。

入院型施設のメリットは最大3時間のリハビリ訓練だけでなく、起床時から就寝時までの間、食事や着替え、歯磨きや整容、排せつなど日常的な動作も含めた生活そのものをリハビリととらえたサポートが受けられること。夜間の排泄時の補助なども含めた、24時間の手厚い看護が大きな特徴です。

他にも、安心してご自宅に帰れるよう、退院前に患者さんと一緒にご自宅へ伺い、家庭内の改修・補助器具導入の調査や自宅の段差などに合わせて強化したい訓練の見極めを行う家屋調査。また、退院後に使える介護保険申請のお手伝いや各種サービスの調整など、在宅への復帰に向けてさまざまな取り組みが行われています。

回復期リハビリテーション病棟の対象患者

対象疾患 入院期間

脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、脳腫瘍くも膜下出血のシャント術後、脳炎、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症など又は義肢装着訓練を要する状態

(高次脳機能障害を伴う重症脳血管障害、重度の頸椎損傷、頭部障害を含む多発性外傷)

150日以内

または

180日以内

大腿骨・骨盤・脊椎・股関節若しくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折 90日以内
外科手術または肺炎などの治療時の安静による廃用症候群 90日以内
大腿骨・骨盤・脊椎・股関節又は膝関節の神経・筋・靭帯損傷後 60日以内
股関節又はひざ関節の置換術後の状態 90日以内

当院の回復期リハビリテーション病棟の入院からの流れ

入院

 

入院時ADL評価

リハビリスタッフが入院当日の患者様の簡略的な評価を行い、日常生活での介助量などについて決定します。チームで(患者様の)情報を共有し、意識統一を図っています。

入院時訪問

入院直後に、自宅での生活(家屋)環境の調査を行い、退院後の生活を想定し、支障となる箇所をチェックします。)

評価

初期カンファレンス

チームで集まり、患者様の機能や状態について情報共有します。短期目標等を設定します。

リハビリ

中間カンファレンスベッドサイドカンファレンス

入院してから約1ヶ月を目安にチームで患者様の状況を確認し、目標の再確認・修正をします。

ケースカンファレンス

入院約2ヶ月後、患者様の現状や退院先などの方向性について、チームで検討します。

退院時前訪問

実際に患者様のご自宅に伺い、普段の生活で移動する範囲(ベッド~トイレ、玄関など)を実際の移動手段で確認します。必要に応じて手すり・スロープなどの設置を検討します。また、退院後の生活環境に合わせ、台所、洗濯、浴室等での活動も評価し、退院までに必要な箇所を集中してリハビリを行います。

サービス担当者会議

退院後介護サービスを利用する際は、本人様、家族、サービス提供者、病院スタッフ、ケアマネージャーで情報交換を行います。

退院

 

当院退院後にリハビリ可能な当法人内の医療・介護サービス