リハビリテーション科

リハビリテーション科について

リハビリスタッフの所属

  • 回復期病棟
  • 介護療養型病棟
  • 外来リハビリ
  • 通所リハビリ
  • 通所介護
  • 訪問看護(リハビリ)

在籍スタッフ

理学療法士(PT) 35名 作業療法士(OT) 38名 言語聴覚士(ST) 5名  (R4.4月現在)  

理学療法:PT(physical therapy)

病気、けが、高齢等によって基本動作(寝返る、起き上がる、座る、立ち上がる、歩く等)が不自由になると、日常生活動作(ADL)に不便が生じると考えられます。

 

理学療法では運動機能回復のために、関節運動や筋力強化、起き上がる、歩く等の基本動作練習、外や坂道を歩く、家の中を想定した床への乗り移り等の応用動作練習を中心に運動を行います。『障害があってもできるだけ人の手を借りずに生活したい』『病気をしても自分らしく家で暮らしたい』等という患者様、利用者様の思いを大切にしながら日常生活動作(ADL)の改善を図り、生活の質(QOL)向上へと繋げていきます。

 

作業療法:OT(occupational therapy)

病気やけがなどで身体に障害や不自由さを抱える人に対し、生活をする上で必要な機能の回復、また作業を通して心のケアを行います。

 

脳血管疾患や整形疾患の後遺症を持つ方々に対し、様々な作業活動(日常生活動作や趣味など)を通して運動・精神機能、日常生活動作能力、社会生活適応能力などの維持・改善を目指します。

 

日常生活をスムーズに送るために必要な動作「ご飯を食べる」「トイレに行く」「着替えをする」「お風呂に入る」等の、訓練・指導を行います。当院には、実際にご家庭で使用するような台所や浴室を備えており、それらを使用して自宅復帰に向けたリハビリを行っています。 また、脳血管疾患により高次脳機能障害が生じる場合もあります。そのような患者様は自動車運転や就労等の社会復帰にも影響を及ぼします。記憶障害や注意障害等の高次脳機能障害に対してリハビリを行い、社会復帰出来るようにサポート致します。

言語聴覚療法:ST (speech-language and hearing therapy)

   コミュニケーションや食べることを支援します

 

言語聴覚士は、コミュニケーションに何らかの支障がある方に対し、検査を行い、どのような問題があるのかを明らかにします。そして、必要に応じて訓練、助言、指導、その他の援助を行い、自分らしい生活を構築できるよう支援してまいります。コミュニケーションに支障が出る症状として、失語症※1、構音障害※2、高次脳機能障害※3(記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害)、吃音※4等があります。

 

※1 失語症…脳の損傷により言いたい言葉が出づらくなったり、上手く話せなくなることがあります。また、その他にも人の話を聞いて理解する、文字を読んで理解する、文字を書くことも難しくなります。

※2 構音障害…はっきり話すことが難しくなります。

※3 高次脳機能障害…脳の損傷により、記憶力や注意力、行動力などに問題が起こった状態をいいます。「考える」「判断する」「予測する」ことが難しくなります。

・記憶障害(新しく覚えること、数分前のことを思い出すこと等が難しくなります。)

・注意障害(集中すること、周りに注意を向けること、注意の切り替え等が難しくなります。)

・遂行機能障害(物事の段取りを立てる、急な予定変更に対応する、正しい手順で物事を実行する等が難しくなります。)

・社会的行動障害(やる気が出ない、怒りやすくなった、ひとつのことに固執してしまう等自分の感情や行動を制御することが難しくなります。)

※4 吃音…滑らかに話すことが難しくなります。

 

また、病気や加齢等により食物や水分を飲み込むまでの一連の運動が難しくなることがあります。それに伴い、食物や水分を全く飲み込めない、唾液でむせる、食事中にむせ込むことが増える、口の中にため込みなかなか飲み込めない、喉に違和感がある等の症状がみられる方がいます。このような問題を抱える方に対し、安全かつ楽しく生活できるよう栄養摂取方法を確立することを目指します。症状に応じた訓練を実施し、一人ひとりに合わせた食物形態や栄養摂取方法を検討し、支援してまいります。

定期的な勉強会や研修会・学会への参加

当院リハビリテーション科では、定期的に勉強会を開催し、専門知識・技術の向上に努めています。また、研修会や学会へ参加したスタッフは伝達講習を行い、リハビリテーション科全体の知識・技術向上に励み、より良いリハビリテーションの提供に努めています。

 

リハビリスタッフの実践能力の指標として、ラダーを作成し利用しています。

 

毎年、以下の4学会では発表を行っています。

  • 南東北連合学術学会
  • リハビリテーション・ケア合同研究大会
  • 回復期リハビリテーション病棟協会研究大会
  • 日本臨床医療福祉学会

 

その他、各士会の八戸支部症例発表などでも参加、発表を行っています。

社会復帰に向けて

当院リハビリ科では、2015年から患者様の社会復帰にむけて、就労作業部会・自動車運転作業部会を立ち上げ活動しています。

 

就労支援・自動車運転についての資料もあり、相談にも対応できます。

地域での活動

毎年、健康教室や地域ケア会議にスタッフを派遣し、地域の方の健康増進に努めています。

 

福利厚生について

育児短時間勤務について

3歳に満たない子を療育する職員は、申請することにより所定労働時間を6時間 (休憩時間1時間を除く) に変更することができます。 ※ 男性職員も育児短時間勤務を申請することが可能です。 生後1年未満の子を持つ女性職員は、更に1日につき2回、各30分の育児時間を申請することができます。

 

では、実際に育児短時間勤務で働いているスタッフよりお話を聞いてみました。

【Mさん】

職種:理学療法士

≪コメント≫ 

育児休暇から復帰した際、子供の成長のために21時までに就寝させたいと考えていました。通常通りの定時(17:15)までの勤務では、帰宅してから子供と過ごす時間が3時間程度になってしまうため、2時間短縮して(8:30~15:30)勤務をさせて頂いています。 おかげで、子供と過ごす時間を長く確保でき、家庭でも仕事でも時間と気持ちにゆとりある生活ができています。  また、保育園がお休みの日には、休めるよう配慮して頂き、急な欠勤にも対応して頂けるのでとてもありがたく感じています。非常に子育てしやすい職場環境に感謝しています。

 

【Fさん】

職種:理学療法士

≪コメント≫  

第一子出産後、1年間の育児休暇を経て、職場復帰しました。復帰後、約1ヶ月間1時間の時短勤務(8:30~16:00)をしました。保育園入園を機にフルタイム(8:30~17:15)にしました。はじめての子育てに不安もありましたが、時短勤務ができて良かったと思っています。しかし、仕事のやりがいを感じながらも、もう少し子供と過ごす時間を持ちたいと感じました。  第二子出産後、約1年間の育児休暇を経て、職場復帰しました。今回は、上司と面談し、仕事と子育てのどちらも大事にしたいと相談しました。子供との時間を取れるように今回は長期的に時短勤務を希望しました。勤務時間は9:00~16:00として、忙しい朝を乗り切り、家族と過ごす時間を持つことができました。お給料は減りますが、自分に余裕をもって過ごせます。周囲のスタッフが、出席できないカンファレンスやミーティングの情報共有もしてくれ、保育園の休みに合わせて勤務希望を出せる環境を作って下さるので働きやすいです。

 

年休取得率

令和2年度の年休取得率は、平均10.4日でした。(産休・育休者4名を除く取得率)